RCH ディテクターは、治療用 UV 光源によく使われている照度の高い UV レベル測定用に設計されています。高さわずか 8mm の低プロファイルに設計されたディテクターは、発光測定面に非常に近い距離での測定を可能にします。 直径 9mm のコサインディフューザを備えたセンサーは、フラットフィールド光源や一般的に多く使われているサイズのファイバーオプティック光源の光出力を測ることが出来、分解能の良好な結果を提供します。
従来の放射照度ディテクターに多く見かける構造、すなわちディテクターハウジングにフォトダイオードと光学帯域フィルタ(バンドパスフィルター)の両方を組み込み直接高輝度測定光にさらされる構造と違い、ギガヘルツオプティク社は光検出エレメントと光検出器を分離するヘッドを開発しました。この構造は、入力光学系の素子のみ高い測定光にさらされ、ディテクターと光学帯域フィルタは入射光による熱の影響を受けません。
入力光学系は高温に耐えることができる光学材料 RADIN で出来ていて、高温と強い紫外線照射(40W/cm2)に耐えることが出来ます。紫外線露出による最小限の劣化を目的として、材料は高エネルギー UV-C 放射線を使ってプリエイジ処理されています。RADIN は受動要素です。
RADIN は入射光を必要な値まで減衰し、ライトガイドに沿ってディテクターに送り届けます。フォトダイオードと光学帯域フィルタを囲んでいるディテクターカプセルは、ファイバーライトガイドの他方のエンドに取り付けられています。
RCH ディテクターは注文の際、広い範囲でスペクトル感度指定が出来ます。これはユーザーがアプリケーションと光源の発光スペクトルに応じた有効波長範囲を選ぶことが出来ます。
RCH-0ディテクターは、ステンレス鋼で出来た、長さ 50cm のフレキシブルライトガイドで出来ていて、RADIN とディテクターカプセルをつないでいます。この構造は、一般的にはメインテナンスのしにくい困難な場所に取り付ける必要なディテクターの交換を容易にするとともに、RCH-1 の様な機械のストレスに弱いディテクターを保護することが容易です。
RCH-1ディテクターは、ステンレス鋼製の、長さ 22cm のステンレス スチール ライトガイドで出来ていて、RADIN とディテクターカプセルをつないでいます。 |